化粧水だけの仕上げは保湿とは言えません!

皆さんこんにちは!LadyLuckの小城です♪

「保湿」と聞くとどんなスキンケアを思い浮かべますか?

約13年以上、スキンケアを専門にエステをしていますがよくお客様の声で多いのが、

『化粧水と美容液をたっぷり塗って保湿しています!クリームは塗りません!』
『毎日シートパックをして保湿しています!』
などの声をよく頂きます。

しかし実は!保湿をするのには化粧水だけでは保湿できません!
化粧水+自分の肌の皮脂量に合わせたクリームを塗ることが保湿と言えます!

今回は化粧水や美容液だけで保湿するのはダメな理由をご紹介していきます♪

肌の潤いを守っているのは、皮膚の最も外側にある「角質層」です。
表皮はわずか0.2mmの厚みで、さらに一番外側にある角質層は約0.02mmの、ラップ1枚分ほどの薄い層で、外部刺激から肌を守り、内部の潤いを逃さない「バリア機能」をもっています。
肌の潤いは、角質層の次の3つの要素のバランスが整い、バリア機能がうまく働くことで保たれます。

(1)NMF(天然保湿因子)
水分が外の外気に蒸発しない為に水分を保持をする機能
(2)細胞間脂質
レンガのように並んでいる細胞同士をくっつけるセメントの役割
(3)皮脂膜
汗と皮脂が混じった、肌の表面の水分の蒸発を防ぐ潤いの膜(天然の保湿クリーム)

「3つの保湿要素のバランスが整っている=健康な肌」ということなのです。

実は化粧水の水分だけではこの3つの保湿要素を補えません。
つまり、化粧水は次のお化粧品の浸透を高める為の前処理のようなものです。

例えるならテーブルに霧吹きで水をかけて時間が経つとその水は蒸発しテーブルの上からなくなってますよね?
では水をかけたテーブルの上に油を混ぜて塗ると水分は蒸発しないでテーブル留まっているイメージがつくかと思います。
肌でも同じことで、化粧水やパックだけでは油分がないので水分は蒸発するので、『クリーム(油分+水分)』を足して保湿をします。

ですが、皮脂膜を作る機能が皮膚には元々備わっているので、クリームの油分量が多過ぎてもバランスが崩れてしまいます。
皮脂量が多く出る肌にはオイルフリータイプ、皮脂量が少ない方に肌は油分が多いこってりとしたクリームというように違うタイプのクリームを約10種類以上ある中から選んでご紹介しています!
気になる方はぜひスキンセラピストにお任せください♪